No.6 ハーマンモデルを活用する その弐 2006.06.28
具体的にどのような思考スタイルがあるのかを見ていきます。
ハーマンモデルでは、思考のスタイルを4つに分けています。
その4つのどこに優勢があるかが、その人特有の思考スタイルだということになります。
4つともに優勢がある人もいてますし、1つの優勢の人、2つの人など、さまざまです。
同じところに優勢を持っている人とは、コミュニケーションが良好で、正反対(AとC、BとD)は、コミュニケーションが取りにくいということになります。
4つの優勢の内容について説明します。
●A:論理的に物事を考えたり、何かを分析したりすることが得意です。また、数値の根拠をしっかりと盛っておかないと不安になったりします。意思決定を直感に頼ることは、あまりありません。
●B:堅実で、現実的な考え方をします。物事を積み上げて考えていくことが得意のようです。整理整頓や時間厳守ができていないと、ストレスがたまる傾向にあります。
●C:チームや組織を重視する考え方をします。人に感情移入したり、気配りが得意です。感情的な面もあるようですが、人と接する仕事などに向いています。
●D:直感的に物事を考えたり、アイデアを出したりすることが得意です。人と違うことに関心があり、冒険的な行動をしたりもします。過去にとらわれず、ドンドン良い方法を試したりします。
この思考スタイルは、どれが良くてどれが良くない、というものでは全くありません。
自分自身が、どのような思考のクセがあるのかを理解し、自分の周りの人がどのような思考のクセがあるのかを、理解することで、より良いコミュニケーションが可能だということです。
まずは、みなさん自身の思考のクセを検証してみてはいかがでしょうか。
ハーマンモデル認定ファシリテーター 岡原 慶高