No.5 ハーマンモデルを活用する その壱 2006.06.17
みなさんの周りにも、「この人とは話しが合うなぁ」「この人の言っていることはよく分かるなぁ」 という人もいてるし、
「この人の言っていることは分かりにくいなぁ」という人もいますよね。
なぜ、そんなことが起こるか考えたことがありますか?
「いやぁ、それは価値観が合わないから・・・」
「基本的に考え方が違うんだよ・・・」
「育った環境が違うんだからしょうがないよ・・・」
そのとおりです。価値観や考え方が違うことは、よく分かります。
私たちのビジネスの世界では、人とコミュニケーションをとることで、自分の言いたいことを伝え、相手の考え方を知ることが必要不可欠です。
そう考えると、「価値観が違うから・・・」で済ますのは、得策ではないですよね。
そこで使いたいのが、ハーマンモデルの考え方です。
ハーマンモデルとは、ノーベル賞受賞学者の大脳生理学理論を起源とする「脳」の研究をベースにした科学的ツールで「脳優勢度調査」とも呼ばれています。
元アメリカGEの経営研修所長のネッドハーマンが、基本モデルを開発し、改善したツールで、このツールを用いて、「自分自身を知る」「他人との関係性を知る」「創造的なチーム開発」が可能だといわれています。
IBMや資生堂など、欧米・アジアで200万人以上に採用されています。
う〜ん、ムツカシイ事はいいからもっと簡単に・・・というあなたへ、
要するに、人はみんな思考に偏り(偏っていないことも含めて)があるということです。その偏り方を理解することで、自分自身の思考スタイルを理解し、他人の思考スタイルを推測することもできます。
そうなると、「その人に理解されやすいコミュニケーション」「集団への効果的なコミュニケーション」がより促進されることになります。
人は、自分の思考スタイルにあったコミュニケーションが一番良く理解できるということなのです。
例えば、どんな時も根拠の数字が明確になっていないとイヤだという人、仕事の全体像が明確になっていないとイヤだという人、対人関係に一番気を使いながら仕事を進める人・・・など、いろいろな思考のスタイルがあります。
ハーマンモデルは、その思考スタイルをある程度あきらかにして、より理解してもらいやすいコミュニケーションを行うことを可能にしようとするツールです。
次回に続きます。
ハーマンモデルは、日本では株式会社ハーマン・インターナショナル・ジャパンが独占実施権をもち、ファシリテーターの育成等を行っています。
ハーマンモデル認定ファシリテーター 岡原 慶高