No.3 中小企業再生支援協議会の最新情報1 2006.05.27
中小企業再生支援協議会とは、商工会議所、商工会連合会、政府系金融機関、地域の金融機関、中小企業支援センター及び自治体などで構成され、連携を図ることで、きめ細かな中小企業の再生への取り組みを支援するため、経済産業大臣の認定により各都道府県に設置された機関です。
具体的には、再生に関する窓口相談や再生i計画作成の支援を行っています。私も某県の再生支援協議会のお手伝いをしたこともあります。
平成15年2月に発足し、約3年経過したこともあり、中小企業庁から報告書が出ていましたので、簡単にお知らせします。
平成18年3月末時点での、窓口相談件数は、8,859件、再生事業計画作成は1,371件(支援中も含む)
業種別に見ると、製造業、卸小売業、建設業の順に多くなっており、製造業に関しては、全相談件数の3割を占めています。
中小企業白書2006年版の中小企業の業種別構成比を見ると、製造業は11.3%ですので、相談件数の3割という数字は、大きいですね。
再生計画が完了している894件の76%は、金融機関が「この会社について、再生協議会で再生計画作ってもらえませんか」と持ち込んでいるということです。
当然その前に、企業側にも相談はあろうかと思いますが、ちょっとビックリする割合ですね。
逆の見方をすると、経営者の方自身は、まだまだ自力でいける!と思っていても、金融機関などから見ると、状況は厳しく見えていることが多いということかもしれません。
私の経験でも、経営者の方から相談されるタイミングは、少し遅くなってしまうケースが多いようです。
ぜひちょっとでも不安を感じてらっしゃる経営者の方がいれば、お近くの専門家に早めに相談されることをおすすめします。
岡原 慶高